授業終了の合図 
 ガタガタと引かれる椅子 
 おざなりな先生への礼 
 ざわざわと騒ぎ出す生徒達 
 
 ――これぞ、平和よ 
 
 ぽかぽかと暖かな春の日差しを受けながら思う 
 いつまでもこんな時間が続けばいいのに、と―― 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
月に叢雲、花に風 
     〜わたしに捧げる鎮魂歌〜 

六章 - wish and compensation - 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「北川っ、昼休みだぞっ」 
「…………」 
「……どうした? そんな虚を突かれました、って顔して」 
「……その通りだよ。いつものパターンだと水瀬さんか美坂に行くと思ってたんだ……」 
「ふん。万人が想像出来るような事をしていたのでは人類の進歩はあり得ないのだよ、きっちゃん」 
「きっちゃんて……」 
「……相沢君、その呼び方はどうかと思うわよ……」 
 ぴったりだと思ったんだけど…… 
「まぁ、きっちゃんは置いといて」 
「捨てといてくれ……」 
「……それは賛成ね」 
 不評だな…… 
「……考えとく。それより、飯だ」 
「あぁ、俺は学食」 
「私もね」 
「ふむ、そうか。で、これは?」 
 そう言って爆睡している名雪を指す。 
「……学食じゃない?」 
「まぁ、いつものだろうな……」 
「なぁ相沢、起こさなくていいのか?」 
 う〜ん、面倒だよな…… 
「…………」 
「相沢君? なにを――」 
「い〜〜っちっご〜」 
「さ〜〜んで〜〜」 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「なによ、今のは……」 
「いや、この前寝てるときに仕込んでみた」 
「……名雪、あんたって……」 
「あ、相沢……なんで反応するんだ?」 
「それはわからん。とりあえずこれに反応するということは、かなり深い眠りだということだ」 
「……そう。名雪、起きなさい」 
 ゆさゆさと香里は名雪の肩を揺さぶる。 
 無駄だ。それで起きれば俺は毎日早朝ダッシュはしない。 
「どうすれば起きるの? これ」 
 親友にこれ呼ばわりされてるぞ、名雪。 
「イチゴでつってみるとか」 
「名雪、あんたのイチゴ貰うわよ」 
「だめだお〜、イチゴはわたしの……」 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 
 
 
「わたしの何なのよ……」 
「気になるな……」 
「な、なぁ相沢。なんで反応するんだ?」 
 いいかげん慣れとけ、二年のときもだろ。 
 さて、どうしようかな…… 
「名雪」 
「うにゅ……」 
「起きろ」 
「おきてるお〜」 
「じゃ、学食行って飯食ってこい」 
「わかったお〜」 
 うむ、解決。 
「……それでいいの?」 
「いいだろ、寝てても食うし」 
「……寝ながら食えるのか……」 
 名雪はふらふらと立ち上がり、教室を出ていく。 
「香里、名雪が行ったぞ……」 
「あ、名雪っ、待ちなさいっ」 
 香里も教室から出ていった。 
「……北川、おまえは?」 
「あ、あぁ……行って来る……」 
 そう言って酷く疲れた顔をして北川も出ていった。 
 ……慣れろよ。 
「……俺も行くか」 
 ぽつりと呟き、教室を後にする。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「ちっす」 
「あ、こんにちは〜祐一さん」 
「…………」 
 佐祐理さんと舞はいつもの場所で弁当を広げている。 
 俺はそのお相伴にあずかるというわけだ。 
「舞、挨拶は?」 
「……ちっす」 
「そりゃ真似だ」 
「……ち〜っす」 
「そりゃ体育会系だ……」 
「あ、あはは〜」 
 もっと普通にしろっての。 
「……祐一も挨拶」 
「したろ、最初に」 
「……なら、私もした」 
 ちっす、てやつか。 
「わかった、もういいや。それより昼飯」 
「はい、用意できてますよ〜」 
「おぉ、佐祐理はいい子だね〜」 
 
 なでなで 
 
「あはは……ゆ、祐一さん……」 
 次第に佐祐理さんは首筋から赤くなってくる。 
 
 なでなで 
 
 なでなで 
 
 なでびしっ 
 
「……痛いぞ……舞……」 
 片手を手刀の形に構えた舞に睨まれる。 
「……ん」 
 そして頭を差し出してくる。 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 ……よし、いいだろう。 
 
 ちょっぷ 
 びし 
 びしぃっ 
 
「……ってぇ……舞……反撃はずるいだろ……」 
「……違う……わ、私も……」 
「だからチョップしたろ」 
「……佐祐理にしたやつ……」 
「なら始めから言え」 
 ホントは分かっているけど、からかわずにはいられない。 
 反応が面白いんだよな〜舞って。 
 まぁ、他のみんなもなかなかいいリアクションするけど。 
「……ん」 
「まぁ……いいや」 
 
 なでなで 
 
 なでなで 
 
 なでなで 
 
 なでなで 
 
 さわびしぃ 
 
「……いた……」 
「……祐一のすけべ」 
 仕方ないだろ。 
 目の前には美味しそうなうなじ。 
 触るなと言う方が無理だ。 
「なにがすけべなんだよ……舞」 
「…………」 
 ぷい、と顔を背ける舞。 
 この子供っぽいところとか、初々しい所も良しっ 
「まい〜」 
 ぷいっ 
 
「まい〜」 
 ぷいっ 
 
「まい〜」 
 ぷいっ 
 
「まい〜」 
 ぷいっ 
 
「ま――」 
 びしぃ 
「……しつこい」 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
「飯、食うべ」 
「……はちみつくまさん」 
「あ、あはは〜」 
 なんだかなぁ…… 
「あ、そうだ舞」 
「……何?」 
「おまえのその、はちみつくまさんとぽんぽこたぬきさんな、たまには変えてみないか?」 
「……どういう風に?」 
 ん〜…… 
「じゃ、シンプルに。『はい』は『応』、『いいえ』は『否』で」 
「……応」 
「そうそう」 
 短くなって言いやすいだろ。 
 
 
 
 
 
「あ、舞それは俺んだぞ」 
「……否。これは私の」 
「……俺が狙ってたんだ」 
「否。私はもっと前に狙ってた」 
「あはは〜、お茶飲む〜?」 
「応。飲む」 
「祐一さんは?」 
「……いただきます」 
 なんか調子狂うな、やっぱり…… 
「舞、これ食うか?」 
「応」 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
「その口調の舞って――」 
 すっげぇ漢らしい。 
 とは言えないよな…… 
「……なに?」 
「やっぱり……応と否はやめ」 
「……なんで?」 
「聞いてるこっちが変だ」 
「……はちみつくまさん」 
 そう、それがやっぱりしっくりとくる。 
「もう言わない……」 
「そうか」 
「でもさっきの舞もなかなか男前でしたよ――」 
 びっしぃ 
「あう」 
 まじちょっぷか…… 
 言わなくて良かった…… 
「い、いたたた……」 
「佐祐理さん、大丈夫ですか?」 
「は、はい〜、佐祐理は丈夫ですから〜」 
「あぁ可哀想に。さぁ、佐祐理。こっちにおいで」 
「……はい……」 
 すすすす、と上品に体を寄せてくる。 
 
 なでなで 
 
 なでなで 
 
「痛くはないかい?」 
「……気持ちい――」 
 
 びっしぃ 
 
「あう」 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
「舞、おまえね……」 
 ちょっとしたお遊びだろう、これは。 
 最近は佐祐理さんのノリが格段に良くなってきた。 
 俺もついつい無茶なシチュエーションを作ったりしてる。 
 ちなみに今のは親友に苛められたところを慰める父、という感じ。 
 ……まんまか。 
「……私も……」 
 そう言って頭を差し出す。 
 親友押し退けてまでやることか? 
 ここが舞の子供な所なんだよな…… 
 ……よし、いいだろう。 
 
 ちょっぷ 
 びし 
 びぃっしぃっっ 
 
「……同じ事を二度もやらない……」 
「……ってて……本気でいれたろ、いま……」 
「……ぽんぽこたぬきさん、本気出したら首がとぶ」 
 マジか…… 
「……いい加減、静かに飯食おう……」 
「あ、あはは〜……」 
 佐祐理さんの乾いた笑いが踊り場に吸い込まれていく。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 むぐむぐ 
 
 あぐあぐ 
 
「……佐祐理、お茶……」 
「あ、は〜い」 
 
 あぐあぐ 
 
「祐一さんは要りますか?」 
「あ、いただきます」 
 
 もごもご 
 
 むぐむぐ 
 
 あぐあぐ 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
「……舞、何か喋れ」 
「……静かに食べるって言ったのは祐一」 
「…………」 
「祐一」 
「いや、聞こえてるって」 
 やっぱりもっと賑やかに食べる方がいいな…… 
「前言を撤回する。も少し賑やかに食おう」 
「やっぱりその方がいいですよね〜」 
「…………」 
「舞はどうなんだ?」 
「……どっちでもいい」 
「優柔不断だぞ」 
「それは祐一」 
「…………」 
「あ、あはは〜」 
 最近舞の切り返しが早くなってきた…… 
 努力の賜だな。 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 しなくてもいい努力だな…… 
「舞、俺の言ったこと繰り返して言ってみろ」 
「……なに?」 
「生麦生米生卵」 
「……生麦生米生卵」 
「舞、すごい〜」 
「なら、隣の客はよく柿食う客だ」 
「隣の客はよく柿食う客だ」 
 ぱちぱちと佐祐理さんは拍手をする。 
「東京特許許可局」 
「東京特許許可局」 
「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょ こあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」 
「かえるぴょこぴょこみぴょこぴょ こあわせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ」 
「この釘抜きでも引き抜きにくい あの釘抜きでも引き抜きにくい」 
「この釘抜きでも引き抜きにくい あの釘抜きでも引き抜きにくい」 
「やぁ八百屋のお綾や 親にお過ちはお謝りとお言いやす」 
「やぁ八百屋のお綾や 親にお過ちはお謝りとお言いやす」 
「A big black bug bit a big black bear」 
「A big black bug bit a big black bear」 
「She sells seashells on the seashore」 
「She sells seashells on the seashore」 
「おぉ〜、祐一さんも舞もすご〜い」 
 
 ぱちぱち 
 
 くそ、やるな…… 
 それならばっ 
「舞……おまえ、綺麗な肌してるよな……」 
 ボン、とでも聞こえそうな程に一気に赤くなる舞。 
「はぇ〜、祐一さん……」 
 あはは、やっぱりこういうのは駄目か。 
「…………」 
 顔を真っ赤に染めて俯く舞というのもなかなか…… 
「……舞……」 
「………な、なに……?」 
 思わずにやにやとしてしまう。 
 なんでもない風を装おうとしているが、それは無駄な努力。 
「……繰り返して言うんだぞ?」 
「…………」 
 しばらく硬直するが、からかわれていると分かると、さらに顔を赤くしてチョップの連打。 
 
 びしっ 
 
 びしっ 
 
 びしっ 
 
 びしっ 
 
 びしっ 
 
 びしっ 
 
 びしっ 
 
「いたたたたたっ、わりっ、悪かったってのっ」 
 
 びびびびびびびびびしっ 
 
「だだだだだっ、痛いって舞っ」 
「……ふざけたことは言わない……」 
「ふざけてなんかいないよ……」 
 急に口調も表情も真面目になって言う。 
 すると面白いように赤くなっていく。 
 
 にやにや 
 
 びぃっっしぃっ 
 
「……やっぱりふざけてる」 
「てぇ……あぁ、ごめんもう言わないって。だからその手は下ろせって」 
 渋々、といった感じで腕を下ろす。 
「あ〜、いてぇ」 
「祐一さん、大丈夫ですか?」 
「あぁ、佐祐理はこんなお父さんを心配してくれているのかい?」 
「えぇ、モチのロンです」 
 モチのロンて…… 
「いい娘だねぇ、佐祐理」 
 
 なでなで 
 
 なでなで 
 
 なでびしっ 
 
「あうっ」 
 ……これで何度目だ…… 
「舞、何発佐祐理さんにチョップ入れる気だ……」 
「……ん」 
 そう言って頭を差し出す。 
 ……ここでチョップすると今度は首がとびそうだよな…… 
 というわけで、だ。 
 
 がばっ 
 
「!!!!!!」 
「ゆっ、祐一さんっ」 
「あっはっは。舞は子供だな〜」 
 思いっきり抱きつく。 
 案の定舞は抵抗して暴れ出すが、その力を逸らし、抑える。 
 しばらくそうしていると、座ったまま舞の頭を胸に抱く形になった。 
「…………」 
「……舞、どうした?」 
 動かなくなってしまった…… 
「舞? どうしたの?」 
「祐一……」 
「ん? どうしたんだ?」 
 舞の様子が少しおかしい。 
 まるで泣きたいのを我慢するような…… 
「いい……匂い……女の人みたいな……」 
 どくんと、心臓が跳ね上がる。 
 ――大丈夫だ、まだばれてはいないっ 
 だから落ち着いて…… 
 すぅと一つ、大きく深呼吸をする。 
「舞〜、祐一さんは男の方ですよ〜」 
「……そうだぞ、俺は男だぞ」 
 ――うそ 
「……わかってる……でも、もう少し……」 
 ……まぁ、いいか…… 
 そしてそっと舞の肩を抱くと、微かに震えている。 
「……舞、泣いてるのか……?」 
 ぶんぶんと頭を振る。 
 しかしその瞳は涙に濡れて潤んでいた。 
「……祐一の、匂い……お母さんと……同じ……」 
 ……そうか、舞の母親は―― 
「舞……」 
 佐祐理さんも隣に来て舞の背中を抱くように座る。 
「ぅ……ゆういち……さゆり……もう、ひとりはいや……」 
 
 慣れたはずの孤独 
 
 知ってしまったひとの優しさ 
 
 もしそれを失ってしまったなら? 
 
 それ無しには生きる希望さえ見出せない 
 
 ――かつての、わたし 
 
 だけど―― 
 
「舞……おまえはもう、ひとりじゃないだろ? 
 俺がいる、佐祐理さんだっている、他にもたくさん。 
 泣きたければ泣けばいい。でもひとりで泣くことはない。 
 こうして、誰かに抱かれながら泣くといい。 
 自分はひとりじゃないって、よくわかるぞ……」 
 
 わたしも、そう 
 
「そうだよ、舞。佐祐理だっているよ……どこにも行ったりしないよ」 
「俺もだ……どこにも行ったりなんかしない。いやだって言われても、ついてくぞ」 
「ぅぅ……ゆういち、さゆり……わたし……わたしは……」 
 
 ひとりじゃない 
 
 しんじてもいいの? 
 
 どこにもいったりしない? 
 
 ほんとうに、しんじて、いいの? 
 
 ――えぇ、信じなさい 
 
「舞……いまは泣きたいだけ泣け。いつかは悲しみが薄れていく」 
「でも、でも………」 
「あぁ、それは忘れるとかじゃない。忘れることなんてない。 
 ――ずっと憶えておくことだ。おまえのお母さんが居たということを」 
 
 わたしは決して忘れない 
 
 祐一、あなたが居たということを 
 
「泣きたいだけ泣いたら、あとは前を向いて歩け。 
 あなたが居たからわたしが居る、あなたのことは忘れない。 
 そう、心の中で言いながらな……」 
 
 祐一、あなたが居なかったら、いまのわたしは居ない…… 
 
「ぅぅ……ゆういちぃ……さゆりぃ……」 
 舞は校内に響き渡る程に声をあげて泣いた。 
 その悲しみを拭い去るかのように。 
 このわたしの胸で―― 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「もう、いいのか?」 
 舞はひとしきり泣くと、照れたように頬を染めながら胸から顔を上げた。 
「……ん……もう、大丈夫……」 
「あはは〜、佐祐理ちょっとびっくりですよ」 
「まぁ、いきなり泣くからな……」 
 
 ぴし 
 
「いて、なんだよ、舞」 
「照れてるんですよ〜」 
 
 ぴし 
 
「あう」 
 なんだかほんわかとした雰囲気が漂う。 
 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 
 ………… 
 
 
 
 
 
 
 ……そいうえば…… 
 
 
 
 
 
「……いま、何時ですか……」 
「……あ」 
 忘れてた…… 
「あ、あはは〜……」 
 とっくに授業は始まっている時間だ。 
 半分は余裕で終わっている…… 
「舞、おまえのせいだぞ」 
「……ごめん」 
 お、素直に謝ったな。 
「うむ、それでよろしい」 
 
 びしっ 
 
「……なんだよ」 
「……態度が大きい」 
「先輩面すんな」 
「……先輩」 
「同学年だろ」 
「……年上」 
「関係ない」 
「ある」 
「ないね」 
「……ある」 
「あはは〜」 
 
 佐祐理さんの楽しそうな笑い声 
 舞の照れ隠しのチョップ 
 こんな日常が続けばいいのに 
 
 偽り 
 嘘 
 罪悪感 
 
 続くのだろう 
 この気持ちも 
 それでもわたしは構わない 
 それが叶ってしまったわたしの願い事の代償ならば 
 でも、いつかは解き放たれるのだろうか―― 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 わたしはもう一度願う 
 どうか、すべてのひとに、しあわせを 
 
 
 
 
 
 
 

 
あとがき 
 
何故か舞が泣いてシリアスモード…… 
わけわかりません 
速攻で書き上げたので穴だらけかと 
批評お待ちしております 
 
 

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